第72回全日本体操種目別選手権大会が6月30日から2日間、群馬県の高崎アリーナで開かれ、徳洲会体操クラブの5選手が決勝に進出。このうち長谷川智將があん馬で優勝、瀬島龍三が平行棒で3位となった。スペシャリストとして期待された主将の亀山耕平と佐藤巧は精彩を欠き予選落ち。大会後、第48回世界体操競技選手権大会(10月25日~11月3日、カタール・ドーハ)と第18回アジア競技大会男子体操(8月20~24日、インドネシア・ジャカルタ)の代表選手が発表され、長谷川がアジア大会代表選手、世界選手権代表補欠選手、田浦誠也はアジア大会代表補欠選手に決まった。

全日本体操種目別選手権大会 長谷川はアジア大会代表決定

躍動感あふれる演技で観客を魅了した長谷川

躍動感あふれる演技で観客を魅了した長谷川

徳洲会体操クラブの選手では梨本隆平と長谷川があん馬、瀬島と武田一志がつり輪、瀬島が平行棒、齊藤優佑が鉄棒で、それぞれ予選を突破した。

このうち長谷川は予選から好調をキープし、持ち前のダイナミックな演技を披露。決勝でも同種目のファイナリストで唯一、15点台をマークし表彰台の一番高い場所に上った。長谷川はクラブで取り入れているメンタルトレーニングの成果を強調、「安定して演技ができるようになった」と自信をのぞかせた。

瀬島は決勝で着地をピタリと止め、予選よりも高得点をマーク、3位に食い込んだ。長谷川は4年ぶりにアジア大会の代表選手に選ばれた。

復活の兆しを見せる瀬島(右)

復活の兆しを見せる瀬島(右)

米田功監督は長谷川や瀬島らが良い練習ができていると指摘。今後、さらにレベルアップを図るため1軍、2軍の入れ替えを月1回実施する方針を示唆した。「選手間で競い合う環境を整えたい」と米田監督。なお、齊藤は今季限りで現役を退く意向を明かした。

徳洲新聞2018年(平成30年)7/16  NO.1142 より