●人生の大転機
「マック体操クラブは、試合で1位から10位くらいまでを独占していて、自分から望んでマックに移籍しました。城間先生を初めて見た時、バットを持って座っていました」
●シドニーオリンピック
「大学生の時、1カ月本気で練習したらNHK杯で優勝。それで、次はオリンピック出場だ! と思っていたら最終予選で落選。両親は真剣に応援してくれたのに、僕自身はそれほど真剣じゃなかった。その時の僕は、練習やってできるのは当たり前で練習をしないで強くなる方法を考えていたんです」
「2003年の世界選手権は、NHK杯が終わって0.01の差で補欠。この時に予選の大切さを痛感しました。世界選手権には出場できず、見ているだけでしたが全体を見ることができてとても勉強になりました。中国との差をあまり感じませんでした」
●アテネオリンピック
「アテネにはキャプテンとして出場。合宿が始まる前、専任コーチからキャプテンに指名された時はとても嬉しかった。僕はキャプテンとして、みんなの意識が統一できるように気を付けました。当時のメダル候補は柔道で、体操は注目されてなくて。だからこそ、メダル獲得の価値もあるし、チャンスだと思っていました。周囲にも“金メダルをとる!”と公言して、自分を追い込みました。アテネのメンバーは最強のメンバーでした」
●カバン拝見コーナーでは
「帽子が好きで、結構持っています。梅も携帯していて、海外の試合では必需品です」
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