ロンドンオリンピック団体で銀メダルを獲得

徳洲会体操クラブの田中選手ら男子体操

7月30日に行われたロンドンオリンピック・男子体操の団体決勝で、田中和仁選手(徳洲会体操クラブ)ら日本代表チームが銀メダルを獲得した。

中盤、田中選手が鉄棒と平行棒で高得点の15点台をマークするなど、日本は中国に次いで2位につけていたが、要所でミスを犯し、内村航平選手(コナミ)が最終演技を終えた時点で4位に転落。メダルを逸したかと思われた。

しかし、立花泰則監督をはじめコーチ陣が、内村選手のあん馬でのフィニッシュについて、技の難度が正しく採点されていないと審判団に抗議。審議の末、0・700が加点され、最終的に2位が確定した。試合後、田中選手は「チーム全体が最後まであきらめませんでした」と結束力を強調した。

田中選手は8月1日の個人総合決勝にも出場。

5種目目まで2位につけていたものの、最終種目のあん馬で得点を伸ばすことができず6位入賞、惜しくもメダルには手が届かなかった。

田中選手は7日夜に予定されている種目別決勝に平行棒で出場する。

~2012年の記事~