全日本社会人体操競技選手権大会

団体総合では2位に!コナミにリベンジ誓う

徳洲会体操クラブは9月17日、相模原市で行われた第45回全日本社会人体操競技選手権大会に出場した。結果だけを見れば決して悪くないものの、全体的にミスが目立った大会となった。

団体総合では2位、個人総合では田中和仁選手(5位)、亀山耕平選手(6位)が入賞。

個人種目別では田中選手(平行棒2位、あん馬3位)、亀山選手(あん馬1位)、佐藤巧選手(ゆか3位、跳馬2位)、中瀬卓也選手(つり輪3位)がメダルを獲得し、そのほかに5選手が入賞した。

減点基準が最も大きい「落下」、「しりもち」が平行棒や鉄棒、あん馬で見られたり、ゆかでは減点対象となるライン超えで点数が伸び悩んだ。

田中選手もロンドン五輪の疲労からか、得意の鉄棒で着地時に大きく前のめりに転倒するなど精彩を欠いた。

一方、内村航平選手を擁するコナミは着実に点数を伸ばし、団体では2位に10・550の大差をつけて優勝。個人総合でも1位から4位までを独占した。

大会終了後、立花泰則監督は開口一番、「全体的にミスが多くて、課題・問題点だけが浮き彫りになった大会でした」と厳しい表情で振り返った。

とくに団体戦では1チーム6選手が登録・試技を行い、上位5人の点数で競いあう”6―6―5方式”であることをふまえ、「各種目でベスト5に入らなければならないのに、種目ごとに2、3人ミスが出たためチームの点数を伸ばせませんでした」(立花監督)と分析した。

もっとも、好材料がないわけではない。この日、田中選手が今シーズン苦しんできた「あん馬」を成功させたことや、そのあん馬では亀山選手がコナミの内村選手を上回る高得点をたたき出したことだ。

次の公式大会は、11月2~4日に東京で開催予定の第66回全日本体操競技団体・種目別選手権大会。田中選手は試合後の記者会見で「コナミさんには負けっぱなしなので、11月の全日本では徳洲会の皆で頑張って、しっかり勝ちたい」とリベンジを誓った。

田中選手があん馬で安定した試技を披露するなど、明るい兆しも見えた

田中選手があん馬で安定した試技を披露するなど、明るい兆しも見えた

徳洲新聞2012年(平成24年)10/1 NO.845 より

全日本社会人体操競技選手権大会

団体総合では2位に!コナミにリベンジ誓う

徳洲会体操クラブは9月17日、相模原市で行われた第45回全日本社会人体操競技選手権大会に出場した。結果だけを見れば決して悪くないものの、全体的にミスが目立った大会となった。

団体総合では2位、個人総合では田中和仁選手(5位)、亀山耕平選手(6位)が入賞。

個人種目別では田中選手(平行棒2位、あん馬3位)、亀山選手(あん馬1位)、佐藤巧選手(ゆか3位、跳馬2位)、中瀬卓也選手(つり輪3位)がメダルを獲得し、そのほかに5選手が入賞した。

減点基準が最も大きい「落下」、「しりもち」が平行棒や鉄棒、あん馬で見られたり、ゆかでは減点対象となるライン超えで点数が伸び悩んだ。

田中選手もロンドン五輪の疲労からか、得意の鉄棒で着地時に大きく前のめりに転倒するなど精彩を欠いた。

一方、内村航平選手を擁するコナミは着実に点数を伸ばし、団体では2位に10・550の大差をつけて優勝。個人総合でも1位から4位までを独占した。

大会終了後、立花泰則監督は開口一番、「全体的にミスが多くて、課題・問題点だけが浮き彫りになった大会でした」と厳しい表情で振り返った。

とくに団体戦では1チーム6選手が登録・試技を行い、上位5人の点数で競いあう”6―6―5方式”であることをふまえ、「各種目でベスト5に入らなければならないのに、種目ごとに2、3人ミスが出たためチームの点数を伸ばせませんでした」(立花監督)と分析した。

もっとも、好材料がないわけではない。この日、田中選手が今シーズン苦しんできた「あん馬」を成功させたことや、そのあん馬では亀山選手がコナミの内村選手を上回る高得点をたたき出したことだ。

次の公式大会は、11月2~4日に東京で開催予定の第66回全日本体操競技団体・種目別選手権大会。田中選手は試合後の記者会見で「コナミさんには負けっぱなしなので、11月の全日本では徳洲会の皆で頑張って、しっかり勝ちたい」とリベンジを誓った。

田中選手があん馬で安定した試技を披露するなど、明るい兆しも見えた

田中選手があん馬で安定した試技を披露するなど、明るい兆しも見えた

徳洲新聞2012年(平成24年)10/1 NO.845 より