徳洲会体操クラブ3年ぶりに表彰台 全日本体操競技団体選手権

さらなる飛躍を誓う選手たち

さらなる飛躍を誓う選手たち

徳洲会体操クラブは都内で開かれた第69回全日本体操競技団体選手権に出場、3位に入った。同大会で表彰台に上がるのは3年ぶり。

大会は主将の田中和仁を筆頭に齊藤優佑、亀山耕平、武田一志、佐藤巧、山本雅賢が出場。1種目を3選手が演技し、合計点を競った。

徳洲会は各種目で14点台後半から15点台を連発。安定した演技を披露し、要所で失敗が見られたコナミよりひとつ順位を上回った。2012年以来の表彰台となったが、「優勝に向けて取り組んできたので、正直、悔しい」(田中)、「得意種目で点数を稼げなかったのが悔い」(山本)、「もう少し点を取れた」(佐藤)と、選手に笑顔は見られず。

東京本部で報告する米田監督ら

東京本部で報告する米田監督ら

米田功監督は悔しさをにじませながらも「ミスなく演技することはチームの目標だったので、その点は良かった」と指摘し、「仮にミスしてもカバーできるだけの地力を付けることが大切」と前を向いた。翌日、米田監督らは一般社団法人徳洲会東京本部を訪問。今大会の結果を報告するとともにシーズン通しての応援に対する謝意を示した。

 

徳洲新聞2015年(平成27年)12/21  NO.1011 より