今季最終戦を飾れず 田中が引退セレモニー
徳洲会体操クラブは第70回全日本体操競技団体選手権(11月11~13日、国立代々木第一体育館)に出場、9年ぶりの優勝を狙ったが、惜しくも1位と1.10差の5位で今季を終えた。
1種目目のゆかで佐藤巧が15.800を出すなど順調な滑り出しを見せたものの、その後の種目で点数を伸ばせず、3位と0.450差で表彰台を逃した。試合後、亀山耕平主将は「チームの雰囲気は悪くない」としながらも、険しい表情で「結果が出ていない以上、ミスの原因や演技構成などを選手全員がもう一度、見つめ直さなければならない」。
米田功監督も「ふだん出ないようなミスが出て、それをカバーできずに終わった。9年も勝ってないわけだから、もっと攻める姿勢でいかないと」と、自らに言い聞かせるように振り返った。
最終日には、引退セレモニーが行われ、前主将の田中和仁が改めて現役を退くことを報告。現役時代を振り返るとともに、関係者に謝意を示した。
徳洲新聞2016年(平成28年)12/12 NO.1061 より