日本代表の座逃す
第73回全日本体操競技種目別選手権大会が6月22日から2日間、群馬県で行われ、徳洲会体操クラブから亀山耕平、佐藤巧、瀬島龍三、武田一志、長谷川智將、田浦誠也、梨本隆平、高橋一矢、石澤大翔の9選手が出場。
このうち、ゆかで佐藤、あん馬で亀山と梨本、つり輪で武田、鉄棒で田浦と長谷川がそれぞれ予選を突破。しかし、全般的に演技に精彩を欠き、表彰台に上がったのは3位の武田だけだった。大会終了後、第49回世界体操選手権(10月4日~13日、ドイツ)の日本代表選手が発表されたが、残念ながら同クラブからは選出されず、武田と長谷川が代表の補欠選手となった。
今大会は、米田功監督が第1回世界ジュニア体操競技選手権大会(6月27日~30日、ハンガリー)の日本代表コーチとして帯同していたため、新宅裕也コーチと佐野友治コーチが指揮。大会を振り返り、新宅コーチは険しい表情で「代表が決まる大会ということもあり、プレッシャーからなのか、ふだんは出ないミスが出てしまった。各選手が自分と向き合い、きちんと次につなげていかなければならない」と悔やんだ。
徳洲新聞2019年(令和元年)07/08 NO.1192 より