北京五輪まで国内合宿
現在、体操競技日本代表チームは8回にわたる国内合宿を実施。選手たちは、8月に開催される北京五輪に照準を合わせ、練習に励んでいる。
中瀬選手は、合宿の感想をこう語る。
「今回の合宿は、昨年の世界選手権・代表合宿のときより少ない人数で、さらに緊張感があります。代表決定戦となった5月のNHK杯の疲れが残っていて調子は落ちていましたが、徐々に上向いています。自分のイメージどおりに、練習ができるようになってきました。中国に近づけるよう、少しでもAスコアを上げています。特につり輪と鉄棒は、演技構成を変えたり、技の完成度を高める練習に取り組んでいます。
本番まであと2カ月弱、北京ではこれまで自分がやってきたことを、すべて出し切れるように頑張ります。」
ナショナルトレーニングセンターで練習に励む中瀬選手の元には、応援する多くの方々からの手紙やメールなどが届き、元気をもらっているという。
それらの声援を受けて、北京の檜舞台で活躍する日も近い。
~2008年記事~