団体で初出場初優勝
横浜カップジュニアで快挙
徳洲会体操クラブ女子選手は第5回横浜カップジュニア体操競技選手権大会に出場、個人、団体ともに優秀な成績を収めた。
とくにクラスⅢでは同クラブ女子として史上初の団体戦に臨み、見事優勝を果たした。
今大会に出場したのは7選手。
クラスⅢに鈴木漸々(中1)、手澤華(中1)、新村麻衣(中1)、髙橋美葵(中1)、藤崎江里子(小6)、宮澤朱音(小5)、クラスⅡに宮尾芽衣(小4)がエントリーし、クラスⅢの団体戦には鈴木、手澤、新村、髙橋の4選手で臨んだ。
団体戦では最初の平均台でミスが出たものの、各選手が得意種目で得点を伸ばし、初出場初優勝の快挙を成し遂げた。
個人では鈴木が跳馬、段違い平行棒、平均台で表彰台に上がり、個人総合2位に輝いた。
競技後、鈴木は「団体優勝を目標としていたので、達成できてとても嬉しいです」と笑顔。
個人についても「冬に練習してきた技をミスなくできました」と自信を深め、早くも次の大会を見据えていた。
宮尾は全員が同じ演技を行う規定演技を持ち味の美しい姿勢で披露し、個人総合4位。あと一歩のところで表彰台を逃したが、「夏に向けて、ゆかと跳馬のスピードを上げていきたい」と、手応えをつかんでいた。
指導する小川泰弘教室長は今大会を「団体優勝には満足をしていますが、全体としては細かいミスが目立ちました」と振り返り、「次までにしっかり練習を積んでいきたいと思います」と、さらなる飛躍を誓った。
今後は全日本ジュニア体操競技選手権大会(8月、横浜市)での上位入賞を目指す(学年は大会当時)。
徳洲新聞2015年(平成27年)5/18 NO.980 より