日本代表へ種目別に期待

NHK杯で武田と長谷川

得意のつり輪で力強い演技を披露する武田

得意のつり輪で力強い演技を披露する武田

第58回NHK杯体操が5月18日から2日間、都内で行われ、徳洲会体操クラブの8選手が出場した。4月の第73回全日本体操競技個人総合選手権大会で3位だった武田一志は、そのまま3位以内にとどまれば日本代表として10月の世界体操選手権(ドイツ)に出場することが確定したが、ミスのない演技を披露したものの、ひとつ順位を落とし4位で終了。6月の第73回全日本体操競技種目別選手権大会で残り2枠の代表の座を狙う。

「上位の選手に劣っているとは思わないので、しっかり戦いたいです」と武田。米田功監督も「代表が決まるという緊迫した場面でしか積めない経験があります。今大会は本人の自信につながるはず」と、さらなる奮起を期待した。10位に順位を上げた長谷川智將も代表が射程圏内。「社会人になり一番調子が良い」と自信を見せる。

第8回アジア体操競技選手権大会(モンゴル)に出場することが決まっている岡準平は22位。田浦誠也が16位、高橋一矢が17位。

徳洲新聞2019年(令和元年)06/03 NO.1187 より