-2022年はケガ人が相次ぐなど、チームとしては非常に激しいシーズンとなりました。振り返ってみていかがですか?
日本代表に一人も選手を送り込めなかったのは本当に悔しかったです。ただ、ジャパンオープンの個人総合では杉野(正尭)が優勝し、全日本団体選手権では15年ぶりに団体日本一の称号を奪還することができました。
結果だけを見れば、最終的には「良い一年だった」と言えると思います。選手個人のケガが続いたことへの危機感や、勝つための戦略、クラブのマネジメントといった面において、選手本人も、そして私自身も非常に大きな経験になったと感じています。
-2023年は、翌年にパリ五輪を控える重要な1年となります。どのようなシーズンにしたいですか?
23年は、あらためて春の個人戦でしっかりと結果を残し、ひとりでも多くの日本代表入りを狙います。世界という舞台に立って金メダルを獲る。それこそが、24年のパリ五輪へとつながっていくと確信しています。
まずは23年の目標として、代表入りを果たすこと。とくに、22年にケガに泣いた選手たちは強い思いで現在、完全復帰を目指してリハビリやトレーニングに励んでいます。
-クラブ内の競争もさらに激しくなりそうですね。
近年、うちのクラブはジュニア世代の世界大会でメダルを獲得した選手や、インターハイチャンピオンを獲得するような若い力を獲得し、チームの若返りを顕著に進めてきました。22年には世界選手権でメダルを複数獲得したカルロス・ユーロ(フィリピン代表)も加わり、全日本団体選手権で優勝したチームの合計得点は、同年の世界選手権で優勝したチームの合計得点を上回るほどです。「世界でも勝負できるチーム」になってきています。
まずは、国内での競争に勝ち抜くこと。それこそが、世界へ、そして代表入りへの第一歩になります。
-最後に、2023年にかける意気込みをお願いします。
「おごることなく、当たり前のことを、当たり前に、徹底的にやることから続けたい」
常にこの思いを胸に、一歩一歩、地道に、そして着実に進んでまいります。
